このみちどのみち何の道?
わ鐵「廃線跡を歩こうツアー」!
2017/09/02、わたらせ渓谷鐵道[Wikipedia]の「廃線跡を歩こうツアー」に参加して来ました。
普段は立ち入り禁止の廃線跡ですが、わ鐵の社員の方々の案内に従い歩くことが出来るという貴重な機会なのです!
1.わ鐵の廃線跡!
わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線[Wikipedia]の廃線跡、ご存知でしょうか。
以前、このサイトでご紹介したのは、草木トンネル旧線区間でしたが、今回ご紹介するのは、現在の終点、間藤駅から更に先、足尾本山駅[Wikipedia]まで伸びていた廃線跡です。
以前、こちらの記事で少しだけご紹介したことがありましたが、今回はそこを歩くことが出来るのです!
2.歩きましょう!
廃線跡ツアー、歩き始めはこちら、わ鐵の終点、間藤駅[Wikiepdia]からです。
ツアー自体は、桐生駅発・相生駅発・大間々駅発が用意されていました。
列車の乗客、ほとんどが参加者だったような……実際のところ、参加者少ないかな、と思ったのですが、たぶん30人以上集まっていたと思います。
子供連れは2家族だけでしたけれども……。
一般道から眺める廃線跡。
通常は指をくわえて眺めるだけなのですが、今回は入口の南京錠を開けてもらい、わ鐵の方々の案内で中に入ることが出来るのです。
素晴らしい!
しかも、ガイドしてくださるのは社長さん!
凄いですね。
実際に、一般道から見える鉄橋を歩きます。
道路橋と鉄橋が途中でクロスしている様子も間近に見ることができます。
なお、この道路橋も立ち入り禁止になっています。
社長さん「待避所は危ないですから立ち入らないで下さいね、ロープで立ち入り禁止にしていますけど」って、これ、立ち入る人いませんよ、朽ちてますよ!
こういうのも廃線跡ならではかもしれませんね。
うーん、フォトジェニックですね!
トンネルにも入れます。
ちなみに、この日、結局は晴れてくれましたが、天気予報は雨でした。
社長さん「もし雨だったら、お昼ご飯どうしようかと心配していました。トンネルの中で食べることになっていたかも」
いやぁ、コウモリと食事はちょっと……。
しばらく歩くと……巨大な落石!
実際、いくつか危険な場所もあり、事前に安全な場所を確認してのツアーだったそうです。
キロポストも。
鉄橋で下を覗くと、こんな感じ。
線路の間の足場を歩いています……結構、怖い。
トンネルと腕木式信号機。
これまたフォトジェニックな……。
それにしても、この信号機、妙に新しい気が……。
と思ったら、昨年、塗り替えたばかりだそうです。
塗り替えた理由は、錆びるから、とのこと。
一番高い、出川橋梁の手前で、廃線跡を歩くのはおしまいです。
向こうに足尾本山駅跡が見えています。
せっかくここまで来たのに、渡らないの?
と、下から見上げたら……これはムリです、高すぎです。
3.松木渓谷!
昼食は、銅親水公園で、それぞれのお弁当を食べます。
晴れて良かったですね。
で、このツアーのもうひとつのウリは、松木渓谷[Wikipedia]に入れること。
足尾鉱毒事件で廃村となり、現在も治山・治水活動が続けられている場所です。
立入禁止のゲートを、国土交通省の職員の方の案内で超えて行きます。
ゲート内はダンプがひっきりなしに通り、現在もリアルタイムで整備が行われていることを思い知らされます。
で、植樹体験。
結構大変です。
地元のボランティアの方々がする方が十倍も速いのでしょうけれども、多くの人が体験して実態を知ることに意味があるのでしょうね。
4.おまけ
わ鐵の車両たち。
神戸(ごうど)駅のホームで、列車を見送っていたお方。
5.と言う訳で
普段は立入禁止の廃線跡に入れる(しかもガイドつき!)貴重な機会です。
定期的に開催されているようですので、気になる方はぜひ!
オススメです!
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