聖地・鉄道博物館へ
2008年11月28日、鉄道博物館[公式サイト]を訪れました。
テッチャンにとってはまさに夢の世界ですね。
もう、住んでしまいたいくらいです!
家族連れも結構見かけましたが、実はお父さんが一番喜んでいる空間かもしれませんね。
(1)さあ、館内へっ!
生憎の曇り空の下、鉄道博物館に到着です。
最寄り駅は埼玉新都市交通ニューシャトル大成駅……って、いつのまにか駅名が「鉄道博物館駅」に変わってる!
と、軽い驚きを交えつつ、自動改札を通って入館です。
入館にはSuicaが使用可能で、券売機でSuicaに入場情報を記入後、自動改札を通れば良い訳です。
気分は通勤サラリーマン!
……ヤな気分だな、でも、パパに憧れる子供さんにはたまらない演出でしょうね。
館内は基本的に撮影可であり、撮影できない場所(特設展示など)には注釈がしてあるとのことです。
ありがたいことです。
これはミニ運転列車の駅。
敷地内を運転できます。
これでもATS-PやATCを再現した本格派!
駐車場があるノースウィングとパークゾーンを結ぶミニはやて、乗車無料。
ちっちゃ!
隣の455系と比べると、その小ささが分かるかと思います。
大人が乗ると実に窮屈。
あ、ここにある455系は休憩スペースとして自由に利用でき、館内の売店で買った駅弁を中で食べる事も出来ます。
館内には、飲食可能な車輌がいくつか設定されていますので、旅行気分で駅弁を食べるのも良いですね。
(2)展示車輌を満喫するっ!
いよいよ展示スペースへ。
まずは日本初の蒸気機関車、イギリス製の1号機関車が出迎えてくれます。
良く現存していますね……。
重要文化財。
これに限らず、歴史的価値がある車輌内部への立ち入りは出来ません。
クハ181、「とき」です。
懐かしい国鉄色ですね。
私らの世代では、特急と言えばこの色でした。
モハ484「ひばり」の内部。
これも懐かしい!
車内販売のマネキンも泣かせます。
しかも、冷凍みかんが乗ってる!
クモハ455急行電車。
かつて隆盛を誇った急行列車ですが、来春のダイヤ改正でJRの昼行定期急行列車は姿を消す事に。
寂しいですが、これも時代の流れなのですね……。
ナハネフ22「あさかぜ」。
まだ鉄道博物館が建設中だった時に、大宮駅構内にある日突然コイツが現れて、大層驚いた記憶があります。
222形式新幹線ですね。
そうそう、この座り心地、この匂い!
これぞ新幹線なのですよっ!
興奮しますねっ!!
そして、伝説の0系(の一部)。
さようなら0系、あなたの勇姿は忘れない!
博物館で、そして私たちの心の中で永遠に!
(3)食事を愉しむっ!
お次は食事です。
館内にはレストランもありますし、駅弁の販売もしています。
今回は往年の食堂車のメニューを楽しめる、NREのレストランを選択してみました。
これは……「ハチクマライス」です!
乗務員が食していた伝説の賄い食なのです!
見た目は大雑把ですが、そのお味はなかなかのもの。
レストランのすぐ横には、高崎線・川越線が。
日常空間では「うるせえよ!」と言いたくなるロケーションですが、鉄道博物館ではアラ不思議、特等席になってしまいます。
行き交う電車を見ながら食堂車のメニュー。
何て贅沢なんでしょう!
(4)各種展示も見逃せないっ!
ここまで見ると、なんだかテーマパークのようですが、そこはやはり博物館。
各種展示も見逃せません。
有名な日本最大の鉄道ジオラマです。
横幅なんと25メートル!
部屋の一番隅から撮ったのですが、大きすぎて写真に納まりませんでした。
この鉄道ジオラマ、実はキッズスペースから間近に見る事が出来ます。
なお、キッズスペースは3歳までの子供とその保護者しか入室出来ません。
テッチャンなお父さんは、このキッズスペースに奥さんと子供を置いて(!?)、思う存分楽しむ、という作戦もあります。
というか、そもそもその為の設備?
男なら(女も)一度は座りたい運転台!
特設展は撮影不可なのですが、運転台は撮影可能エリアとなっていました。
サービス良いですね。
このように、電車の仕組みに関する展示も数多くされています。
お子様の自由研究にもピッタリ。
もちろん、大人も勉強になります。
役に立つかどうかは別ですが……。
パンタグラフをこんなに間近で見たのは初めてです。
かなりデカくて重厚ですね。
あー、そうそう!
新幹線の案内板はこんなでしたね。
今のLEDとは違った趣があります。
左はタブレット閉塞機、通称「お稲荷さん」、右はタブレットとタブレットキャリア。
昔はコレで信号システムを制御していたのですね。
いまやほぼ絶滅してしまいましたが。
お馴染み、色灯式信号機です。
しかもこの信号機、スイッチが付いていて、見学者が好きな現示を出来るという、夢のような信号機なのです。
ヨッシャ、五位式信号機のYG現示(黄+緑;減速信号)だ!
本当に出来たよ!
(5)もうお腹いっぱい
写真はパノラマデッキから望んだ風景です。
左手に東北・上越新幹線と埼玉新都市交通ニューシャトル、中央に鉄道博物館のミニ運転列車とミニシャトル列車、右手に川越線と高崎線が見えています。
と言う事で、充分に楽しみました。
やっぱ、鉄道って良いですねっ!
もう大興奮です。
年間パスポート欲しいですね!
さて、ここで問題、私はこの記事の中で感嘆符をいくつ使ったでしょう?