このみちどのみち何の道?

青海川!

 JR東日本信越本線、青海川(おうみがわ)駅[Wikipedia]、ご存知でしょうか。
 日本一、海に近い駅と言われています(同率1位アリ)。
 堤防とホームが一体化しているパターンですね。
 私も以前、訪れていますが、新潟県中越沖地震[Wikipedia]で駅が被災(その後、復旧)する前でしたので、今回、改めて訪れてみました。


1.青海川駅!

 で、行ってみました。

 
 駅舎、めっちゃ綺麗になってる!
 私たちが訪れている間も、駅を見に、多くの方が車で訪れていました。
 すっかり観光地的な感じですね。

 
 そうそう、この景色。
 防波堤とホームが一体化しているだけのことはあります。

 
 水平線が見える!
 絶景です!
 私たち埼玉人が憧れる景色です。

 
 ホームから柏崎方面を望みます。
 両方向をトンネルに挟まれた、海に面した駅。
 良いですね!

2.旧線?

 で、ここで終わる筈だったのですが……。
 息子「ねー、お父さん、あそこ、廃トンネルがあるんじゃない?
    旧線かなー」
 何を言っておるんだ、そんな廃トンネルなんてどこに……。

 
 息子「ほら、あそこ、あそこだよ!」

 
 思いっきり拡大……。
 !?
 あった!!

 
 駅から廃トンネル方向に、遊歩道が続いているようです。
 これは、行ける所まで行ってみるしかありませんね!

 
 確信に変わりました。
 遊歩道の橋と信越本線の線路の間に、古ぼけた橋脚の跡が!

 
 よくみるとこの遊歩道、両端が枕木で出来ています。
 複数の枕木が転がっているところも。

 残念ながらこの遊歩道、途中から旧線と思しき場所から分岐し、はるか高架を走る国道へと登っていってしまいます。
 もしかしたらバラストのひとつでも残っているのかもしれませんが、7月の濃い緑に埋もれて、観察は困難です。
 せめて冬に来ていれば……って、冬だと雪で埋まって見えないか。

3.という事で

 我が息子の異様な観察眼によって気づいた旧線跡と思しき形跡。
 家に帰って調べてみると、確かに存在した[SUGINCHI様サイト]ようです。
 単線時代の名残とのこと。
 意外なところで意外なものが見つかるものですね。


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