このみちどのみち何の道?

百の穴!

 たまには王道を。
 2010/08/22、埼玉県比企郡吉見町随一の観光地である「吉見百穴」を訪れました。
 「ひゃくあな」とか「ひゃっけつ」とか読まれますが、当の吉見町のWebサイトで「ひゃくあな」と呼んでいますので、一応、こちらで呼ぶのが良いのでしょうか。
 では、早速、参りましょう。


1.百穴とは?

 例のごとく、まずは場所から。

 
 大きな地図で見る

 埼玉県比企郡吉見町、鉄道は走っていません。
 バスか自家用車と言う事になりますね。
 その名の通り、多数の穴が整然と並ぶ、非常に貴重な遺跡であり、国の史跡に指定されています。

2.早速中へ

 
 では、中に入ってみましょう。

 
 すると、目の前にはこの異様な風景。
 なんじゃこりゃ?
 答えから先に書きますと、古墳時代に作られたお墓ですね。
 この穴ひとつひとつがお墓になっているわけです。
 何とも凄い風景ですね。

3.別の穴も

 
 そんな穴の中でも、明らかに構造が異なる大穴もあります。
 近づくと、涼風が吹き出しています。
 どれだけ深いんだ?

 
 案内の通り、戦時中に作られた地下軍需工場の跡なのです。

 
 それにしても、涼しいです。
 ここに住みたくなりますね。
 穴は結構深いようですが、危険なためか、途中から鉄格子で立ち入り禁止になっています。
 そうそう、この穴、テレビのロケでよく使用されるそうです。
 特撮ヒーローものとかですね。
 確かに、悪の秘密結社のアジトに通じていそうな雰囲気です。

4.ヒカリゴケ

 百穴と言えば、これは外せません。

 
 天然記念物の「ヒカリゴケ」です。
 その名の通り、光るコケ。
 生息している穴を鉄格子越しに見ると、確かにエメラルドグリーンに光り輝いています。
 これは、自ら発行している訳ではなく、レンズ状の細胞に僅かな光が反射する構造になっており、このように輝いて見えるという事です。
 光っている写真を載せられれば良いのですけど、流石にそんな立派な機材は持っていませんし、何よりそんな技術もありませんしね。

5.と言う訳で

 我らが埼玉が誇る百穴、いかがでしたでしょうか。
 夏休みの自由研究とかにも良さそうですね。
 皆様も是非。


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