このみちどのみち何の道?

丁果A320 Dingux用ONScripter with マウスモード

ファイルダウンロード

 
バイナリファイル(ONScripterA320100527.zip、246,438 バイト)
 ソースファイル(ONScripterA320Src100527.zip、234,658 バイト)

バージョン情報

 2010.05.27作成 Ver1.0。
 元となるソースは、2009.03.31版ONScripterを使用しています。

このソフトウェアについて

 このソフトウェアは、丁果A320[Amazon.co.jp]のDingux上で動作する、ONScripterです。
 ONScripterに関しては作者ogapee様のサイトをご覧下さい。
 http://ogapee.at.infoseek.co.jp/onscripter.html
 丁果A320用のOnscripterは、既にひっそりぃ様が公開されています。
 http://emuhani.seesaa.net/article/125890255.html
 今回の公開の際にも、ひっそりぃ様のサイトの情報を大いに参考にさせて頂いております。
 さて、A320はDinguxによってLinux環境が手に入るものの、キーボードが無い、マウスが無い、という事で、スクリプトによっては操作が困難、あるいは操作不能(例えば終了が出来ない)などというものもあるようです。
 この問題を解決するために、新たにマウスモードを設けた点が、最大にして唯一の特徴になります。
 このモードでは、十字ボタンでマウスカーソルの移動、Aボタンでマウス左クリック、Bボタンでマウス右クリックになりますので、多くのスクリプトで操作が可能になると思います。

動作環境

 Dingux: dingux-system-20091022
 local-xxx: local-0.32

インストール

 ダウンロードしたバイナリファイルを、DinguxのminiSDカードの適切な場所に展開して下さい。
 local\gamesフォルダの下に、適当な名称のフォルダを作って、その中に展開すると良いでしょう。
 更に、以下のようにlocal\dmenu\themes\theme1\menu_game.cfgファイルにONScripterのエントリを追加し、Dinguxメニュー画面から起動出来るようにします。

MenuItem ONScripter
{
Icon = "res/games/onscripter.png"
Name = "ONScripter"
Executable = "./onscripter --disable-rescale"
WorkDir = "/usr/local/games/onscripter"
}

 Gamesエントリの中に、他のMenuItemエントリに続いて記載しましょう。
 Icnにはアイコンファイルのパス(何か適当なpngファイルでも選んで下さい)、WorkDirには、先ほどonscripterファイルを展開したフォルダのパスを記載して下さい。

データの準備

 データが無いと話になりませんね。
 基本的にはゲームのデータを全て準備すれば良いのですが、画像についてはQVGA(320*240)のサイズに変換する必要があります。
 ONSCripterのサイトのアーカイブ圧縮の項をご覧下さい。
 http://ogapee.at.infoseek.co.jp/onscripter.html#archive-compression
 また、TTFフォントをdefault.ttfと名称変更し、miniSD上のonscripterを導入したフォルダに保存しておいて下さい。
 使用するフォントですが、みかちゃんフォントなどが人気のようですね。
 http://www001.upp.so-net.ne.jp/mikachan/
 Windowsのttfファイルを使用しても良いでしょうが、使用できない仕様のものもありますので、試してみて下さい。

起動方法

 手動で起動する場合は、--disable-rescaleオプションを指定して起動してください。
 上記のインストールの手順通りにDinguxのメニューに登録された方は、アイコンを選択するだけで起動できます。

操作方法

SELECTボタンでキーボードモードとマウスモードの切り替えを行います。

キーボードモードでの操作
 十字ボタン :カーソルキーの上下左右
 Aボタン   :RETURNキー
 Bボタン   :ESCキー
 Xボタン   :SPACEキー
 Yボタン   :CTRLキー
 Lボタン   :−
 Rボタン   :−
 SELECTボタン:マウスモードへの切り替え
 STARTボタン :−

マウスモードでの操作
 十字ボタン :マウスカーソルの上下左右への移動
 Aボタン   :マウスの左クリック
 Bボタン   :マウスの右クリック
 Xボタン   :SPACEキー
 Yボタン   :CTRLキー
 Lボタン   :マウスカーソルの移動スピードを下げる
 Rボタン   :マウスカーソルの移動スピードを上げる
 SELECTボタン:キーボードモードへの切り替え
 STARTボタン :マウスカーソルが画面際上端にある場合に押下すると、強制終了

既知の問題と対処方法

 マウスモード時に、画面効果の途中でマウスカーソルを移動すると、画面効果が停止します。
 この場合、Yボタンを押すことで、先に進める事ができます。

ライセンス

 このソフトウェアはGPLv2で配布されています。
 GPLv2に基づき、実行、改変、再配布、公開して頂いて結構です。
 また、このソフトウェアを使用した事に基づく、あるいは使用しなかった事に基づく、あらゆる損害に対し、作者は責任を持たない事とさせて頂きます。


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